お正月といえば箱根駅伝が風物詩ですよね!
2020年の箱根駅伝は、1月2日(木)・1月3日(金)の2日間に渡って開催されます。午前8:00~スタートです。
2019年の箱根駅伝2区では、日本大学のパトリック・ワンブィ選手が13人をごぼう抜きにし歴代2位の記録で区間賞を獲得しています。
この2区は「花の2区」といわれ、各大学エース級の選手を起用することで大注目の区間です!
ここでは、そんな箱根駅伝の2020の2区の注目選手、2区の歴代区間記録や2019年の区間記録そして、2区のコースや距離についてまとめました!
もくじ
箱根駅伝2区の距離は、23.1㎞です。
2区は「花の2区」といわれていて、各大学エースを起用することが多く大注目の区間になります!
コースは、鶴見中継所からスタートをして、横浜駅、保土ヶ谷駅を通過して長い上り坂の難所「権太坂」、ラスト3Kmの「戸塚の壁」と呼ばれる連続する上り坂を超えて戸塚中継所を目指します。
上り坂が多いこのコースは、ランナーたちの体力・精神力・勝負勘など多くを試される区間で、エース級のランナー達を苦しめる区間です。
そんな花の2区ですが、2019年は日本大学のパトリック・ワンブィ選手がタスキを受けっとった時点で17位でしたが4位までの追い上げて、区間賞を獲得し、区間記録としても歴代2位の記録となりました。
さすが留学生身体能力がすごいですね!
東洋大学の2区の注目出場選手は、やはり相澤晃選手(4年)ですよね!
三大駅伝の出雲、全日本、箱根と4連続で区間賞という圧倒的な成績を残しているんです。
学生最強最速の相澤晃選手は、全日本ではタスキを受けた時点で11位、トップとの差が40秒でした。
ところが10人をごぼう抜きして、区間新記録をたたき出すという異次元の強さを見せつけました!
2区では、やはり相澤晃選手が主導権を握りそうです。
青山学院大学の2区の出場注目選手は、岸本大紀(1)選手がエントリーされましたね!
岸本大紀選手は、10月に行われた出雲駅伝でいきなり2区(5.8㎞)に大抜擢され、見事に区間賞を獲得しているのです。スーパールーキーの岸本大紀選手の起用で箱根の2区がとても楽しみですね!
青山学院大学といえばエースの吉田圭太選手が補欠に回っていますが、どこかで必ず起用されると予測しています!
吉田圭太選手は、今シーズンも良い結果が出ているので個人的には2区のエース区間だと思っていました。控えとはいえ、万全に調子を合わせてくるでしょうから調子が良ければ2区で起用されるのでは?と思います♪
駒澤大学の2区の出場注目選手は、山下一貴選手(4年)です。
駒澤大学の2区といえば山下一貴選手(4年)ですよね!
2年生の時から3年連続で2区に起用されている実力派です。
コースのことも熟知している山下一貴選手は、安定感のある走りで昨年のタイムや順位を上げてくるのではないかと期待しています!
東京国際大学の2区の出場注目選手は、伊藤達彦選手(4)です。
今春頃からかなりの成長がある東京国際大学ですが、3区といえばエースの伊藤達彦選手ですね!
箱根駅伝の予選では、日本人トップタイムで5位に入賞しています。
東京国際大学の大志田監督からも、「2区はよほどのことが無い限り伊藤という考えしかない」と信頼がとても厚いんです。
箱根駅伝の2区の区間最高記録は、2009年(第85回大会)の山梨学院大学のメクボ・J・モグス選手が出した1時間6分04秒です。
10年間破られていないこの記録に2019年パトリック・ワンブィ選手が1:06:18
というところまで迫ってきていました!
※追記※
2020年1月2日に、東洋大学の相澤晃選手が1時間05分59秒で新記録をたたき出しました!
箱根駅伝2区の歴代区間記録がこちちらです。
開催年 | 記録 | 選手名 | 学年 | 大学名 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 01:06:18 | P.M.ワンヴィ | 4 | 日体大 |
2018年 | 01:07:15 | 森田 歩希 D.ニャイロ | 3 3 | 東洋大 山学大 |
2017年 | 01:07:17 | 鈴木 健吾 | 3 | 神奈川大 |
2016年 | 01:07:04 | 服部 勇馬 | 4 | 東洋大 |
2015年 | 01:07:32 | 服部 勇馬 | 3 | 東洋大 |
2014年 | 01:08:18 | 高田 康暉 | 2 | 早稲田大 |
2013年 | 01:08:46 | G.ベンジャミン | 4 | 日体大 |
2012年 | 01:07:26 | 出岐 雄大 | 2 | 青学大 |
2011年 | 01:06:52 | 村澤 明伸 | 2 | 東海大 |
2010年 | 01:07:37 | G.ダニエル | 4 | 日体大 |
2009年 | 01:06:04 | M.J.モグス | 4 | 山学大 |
2008年 | 01:06:23 | M.J.モグス | 3 | 山学大 |
2007年 | 01:07:46 | 竹澤 健介 | 2 | 早稲田大 |
2006年 | 01:07:29 | M.J.モグス | 1 | 山学大 |
2005年 | 01:07:47 | O.モカンバ | 4 | 山学大 |
2004年 | 01:08:45 | 三行 幸一 | 4 | 東洋大 |
2003年 | 01:07:31 | 藤原 正和 | 4 | 中央大 |
2002年 | 01:08:35 | O.モカンバ 原田 正彦 | 1 4 | 山学大 早稲田大 |
2001年 | 01:07:43 | J.カーニー | 2 | 平国大 |
2000年 | 01:08:16 | 坪田 智夫 | 4 | 法政大 |
1999年 | 01:06:46 | 三代 直樹 | 4 | 順天堂大 |
1998年 | 01:07:48 | 梅木 蔵雄 | 4 | 早稲田大 |
1997年 | 01:11:00 | 中村 祐二 | 4 | 山学大 |
1996年 | 01:06:54 | 渡辺 康幸 | 4 | 早稲田大 |
1995年 | 01:06:48 | 渡辺 康幸 | 3 | 早稲田大 |
1994年 | 01:07:34 | S.マヤカ | 2 | 山学大 |
1993年 | 01:08:26 | S.マヤカ | 1 | 山学大 |
1992年 | 01:08:07 | 本川 一美 | 2 | 順天堂大 |
1991年 | 01:08:40 | J.オツオリ | 3 | 山学大 |
1990年 | 01:08:18 | J.オツオリ | 2 | 山学大 |
1989年 | 01:08:23 | J.オツオリ | 1 | 山学大 |
1988年 | 01:09:57 | 楜沢 俊明 | 4 | 中央大 |
1987年 | 01:08:38 | 只隈 伸也 | 3 | 大東大 |
1986年 | 01:10:00 | 大八木 弘明 | 3 | 駒澤大 |
1985年 | 01:08:55 | 渋谷 俊浩 | 4 | 筑波大 |
1984年 | 01:08:34 | 米重 修一 | 4 | 大東大 |
1983年 | 01:07:34 | 大塚 正美 | 4 | 日体大 |
1982年 | 01:14:43 | 大塚 正美 | 3 | 日体大 |
1981年 | 01:15:24 | 阿部 文明 | 4 | 駒澤大 |
1980年 | 01:11:37 | 瀬古 利彦 | 4 | 早稲田大 |
2019年の箱根駅伝の出場選手と区間記録がこちらです。
順位 | 選手名(学年) | 大学 | 記録 |
1位 | パトリック・ワンブィ(4) | 日本大学 | 1:06:18 |
2位 | 塩尻 和也(4) | 順天堂大学 | 1:06:45 |
3位 | ライモイ・ヴィンセント(1) | 国士舘大学 | 1:07:12 |
4位 | 山本 修二(4) | 東洋大学 | 1:07:37 |
5位 | 堀尾 謙介(4) | 中央大学 | 1:07:44 |
6位 | ワークナー・デレセ(4) | 拓殖大学 | 1:07:47 |
7位 | 土方 英和(3) | 國學院大學 | 1:07:53 |
8位 | 湯澤 舜(4) | 東海大学 | 1:08:05 |
9位 | 山下 一貴(3) | 駒澤大学 | 1:08:09 |
10位 | 梶谷 瑠哉(4) | 青山学院大学 | 1:08:30 |
11位 | 伊藤 達彦(3) | 東京国際大学 | 1:08:36 |
12位 | 坂東 悠汰(4) | 法政大学 | 1:09:01 |
13位 | 山口 和也(3) | 日本体育大学 | 1:09:11 |
14位 | 畔上 和弥(4) | 帝京大学 | 1:09:16 |
15位 | 越川 堅太(3) | 神奈川大学 | 1:09:19 |
16位 | 髙橋 翔也(4) | 中央学院大学 | 1:09:41 |
17位 | 永戸 聖(4) | 山梨学院大学 | 1:10:03 |
18位 | 太田黒 卓(4) | 上武大学 | 1:10:19 |
19位 | 中島 大就(3) | 明治大学 | 1:10:26 |
20位 | 金子 元気(4) | 城西大学 | 1:10:55 |
21位 | 太田 智樹(3) | 早稲田大学 | 1:11:08 |
22位 | 川澄 克弥(3) | 大東文化大学 | 1:11:22 |
OP参加 | 西沢 晃佑(4) | 駿河台大 | 1:10:55 |
2019年の箱根駅伝では、日本大学のパトリック・ワンブィ選手がタスキを受けっとった時点で17位でしたが4位までの追い上げで、区間賞を獲得しました!
このパトリック・ワンブィ選手の1:06:18という記録は、歴代区間2位でかなりの好タイムでした!
今回は、箱根駅伝2020の2区の注目出場選手や歴代区間賞記録や2019年の区間記録そして、2区のコースや距離についてまとめました!
箱根駅伝の2区は「花の2区」といわれ、長い上り坂の難所「権太坂」やラスト3Kmでの連続する上り坂など、かなりの見ごたえがあるコースです。
各学校のエースも多く登場することで、今年も沢山のドラマが誕生しそうですね!