2020年1月17日からスタートした伊藤英明さんが主演をつとめる「病室で念仏を唱えないでください」の1話あらすじとネタバレをまとめます。
伊藤英明さんが主演をつとめるのは、ヤバ妻以来12年ぶりです!
伊藤英明さんが演じるのは、僧侶でありながら救急救命医という異色の主人公を演じます。
この記事では、
を書いていきます!
もくじ
病室で念仏を唱えないでください1話のネタバレとあらすじをご紹介します。
伊藤英明さんがお経を唱えているところからドラマはスタート!
及川結衣(飯窪春奈)が目を覚ますとそこには、沢山の人が倒れていました。
事故にあい自身も怪我を負っていますが、比較的軽傷だった結衣が携帯で救急車を呼びます。
あおば台病院救命救急センターに、乗用車の衝突事故の患者が救急救命に運び込まれてくるという連絡が入ります。
乗用車に乗っていたのは男女2人、他歩行者を4名はねた事故でうち1名は妊婦。
受け入れの連絡を受けて救命救急センターでは、急いで準備が始まります。
救命救急センターの医師・三宅涼子(中谷美紀)、研修医・田中玲一(片寄涼太)、整形外科医・藍田一平(堀内健)たちが、次々に運び込まれた患者の処置に追われています。
心臓血管外科医の濱田達哉(ムロツヨシ)も登場。
そこへ僧衣姿の松本照円(伊藤英明)が病院内を駆けていきます。
重症患者の谷村容子(hitomi)が運ばれてきました。
意識レベルが低く、緊急の処置が必要な状態です。
そこへ照円が駆け付けました。僧衣姿のまま処置に入る照円の姿に患者は驚き、自分は死んだのか?という患者に万が一の時は極楽浄土に送ってやるという照円。
肋骨骨折、頭部陥没骨折、右足の解放骨折など多発外傷が判明した容子。開頭を初めにするため脳外に連絡し、手術室へ運ぶ途中容子の血圧レベルが低下します。
折れた肋骨で心損傷をしていたのかも・・・という三宅。脳外へ運ぶ余裕がなく、一刻を争う状態の容子は救命での緊急手術をすることになりました。
そこへ谷村容子の息子・翔太(大西利空)が駆け込んできました。
警察からの知らせで、事故を起こした車を運転していた男性の妻が医師に詰め寄っています。
警察から、助手席に女の人が乗っていたと聞いたという女性は、「その人は生きているのか?話はできるのか?浮気ではないのか?」と聞いています。
その様子を母親の手術が終わるまで待つ翔太は聞いてしまいました・・・。
懸命に容子の処置に当たる三宅と照円。
心肺停止だった容子の心臓が再び動き始めました。
心臓の手術が終わったこと、これから頭の手術をすることを翔太に伝える照円。
まだ時間がかかるから父親を呼べるかと聞く照円に、翔太は浮気して離婚したからいないことを話します。
弟が学校で熱をだし、母の容子に連絡がつかなかったため自分が弟を迎えに行ったという翔太。
その時、警察から事故だと連絡があったと話します。
さっきの運転手の妻の話を聞いていた翔太は、自分たち子供が邪魔になったんだ!と泣き出します。
罰が当たったんだから死ねばいいという翔太に照円は、つい声を荒げてしまいました。
「こら!冗談でもそんなこというな!」
照円は僧医としての言葉をかけ、数珠を渡そうとしますが投げつけられてしまいました。
運転手の男性の妻と照円。男性は死んでしまいました。
「浮気の最中に事故死なんて…」
照円は、罪深い人こそ救われる必要があります。お釈迦様はどんな人でも極楽浄土に導いてくれますと声を掛けますが、
「どうせなら、生きている人間を救ってほしいですよ」と怒ったように妻は言いました。
どうしてここに来たのか?病院付きの僧侶なんて演技が悪い、とお昼休憩中の医師たちが話しています。
僧侶の医師がいると聞いた理事長が、病院付きの僧医として声をかけたといいます。
照円は、お腹がすくと滑舌と機嫌が悪くなると三宅が言います。葬式だけが僧侶の仕事じゃないと照円。
青葉台救命救急センター理事長室。
濱田達哉(ムロツヨシ)と理事長が話をしています。
児島眞白(松本穂香)がいる心臓外科に、大学病院から海外でも活躍した有能な心臓血管外科医・濱田達哉を迎えることになったことを喜ぶ理事長・澁沢和歌子(余喜美子)。
心臓外科を病院の看板にしてくださいと告げます。
そのころ照円は、容子の手術が無事に終わったと報告を受けます。
翔太も、担任の先生と一緒に帰宅したようです。
一方濱田は、心臓外科に配属の挨拶をしています。
毎日オペをしていたのに、異動の準備でできなかったからといい、訓練をしていたら趣味の編みぐるみが沢山出来てしまったからと小児科の子供たちに渡してくださいといいます。
エリートなのに気さくな人で良かったと評判は上々です。
病院内のカフェで食事をとる濱田にテレビの取材が入ったという連絡がきます。
僧衣で緩和ケア病棟で、患者に説法をする照円。
患者から「どうせ治せないんだろ!」と時計をぶつけられます。
「また来ます」と病室を出たところで照円は倒れこみますが、寝不足のため寝てしまっただけでした。
照円は容子の容態を確認しますが、脳に腫れがあり脳ヘルニアになる可能性があることを知ります。
救命で他の患者を見て回る照円に、同じ事故で運ばれた男性患者・土浦が右足の感覚がないと言い出しました。
その時、事故を通報した及川結衣がお腹を抱えて苦しそうにしていました。
どうやら脾臓に原因があり、緊急オペとなりました。
同じ事故で運ばれてきた男性患者の土浦は、損傷の激しかった右足を切断していました。
事故の原因は、土浦が赤信号を自転車で渡っていたところ、容子が乗った乗用車が咄嗟に土浦を避けようとして、歩行者4人をつぎつぎにはねてしまったことが判明します。
大麻を所持していたこともあり、事故当時ももしかしたら…。
一息ついた照円に、翔太に数珠を渡した照円よりもそっと肩を撫でた病棟クラークの方が心に寄り添っていたと三宅がいいます。
容子の意識レベルが下がり、脳死状態になってしまいました。
翔太と義理の妹が容子のもとへ。
「このまま死を迎えるか臓器提供するかのどちらかの選択になります。」と三宅が説明しますが、照円は、「君の母ちゃんだろ?君が決めろ」と13歳の翔太に決断を迫ります。
中学生に決断を迫ったことに三宅が怒ります。
いつも通り仏を教え・・・という照円に仏の押し売りだ、無責任に患者に深入りするなと叱責する三宅。
照円は容子の義理の妹から、容子と将太と弟は血が繋がっていないという話を聞きます。将太と将太の弟は容子の元旦那のお兄さんの子供なのだと。
翔太の父には兄がいて、その子供が翔太たちでした。
その兄が10年前に死んだとき、翔太たちを育てられないと3歳になった翔太を置いて出て行ってしまったと話します。
その話を聞いてしまった将太は「じゃあ俺達捨てられてもしょうがないね!ずっと俺達のこと邪魔だったんじゃん!」と叫び、病院を飛び出してしまいました。
容子の容態がに悪化します。
もう助からない状態になってしまった容子。もう無理ですという三宅に「救われないだろう。最後があれじゃ翔太君が」と、照円は諦めずに心臓マッサージを続け、電話ごしに将太に「早く来い!まだお母さんの心臓は動いてる!急げ!」と告げます。
将太は照円の言葉を聞き、急いで病院へと駆け出します。
翔太と将太の弟が容子の病室に辿り着くと、照円がまだ懸命に心臓マッサージを続けていました。
将太は容子に「ごめんね。ありがとうって言えなくて。ごめん、母ちゃん、母ちゃん…。ありがとう。」と泣きながら告げ、そして照円の手にそっと自分の手を重ね、静かに心臓マッサージを制止します。
泣きじゃくる兄弟の後ろで照円は目を瞑り手を合わせます。
その夜、照円は清掃員のおばちゃん(宮崎美子)に患者が置いていったというTシャツを渡します。
いい筋肉だけど何かしていたの?と聞くと、照円は中学生の時水泳で全国優勝したと答えます。
小学生の頃カナヅチで、友達が目の前で溺れたけど助けることが出来ず亡くなった、自分が釣りに誘ったからと話します。それから水泳を始め、医者になり、坊主になったと。
容子と同乗していた男性の妻が訪ねてきました。
男性は児童相談所の職員で、容子の担当だったということがわかりました。
翔太たちの本当の母親が子供達を引き取りたいと容子に言ってきたということでした。
そして事故の日は、男性と容子で将太の本当の母親に会いに行くところだったのです。
翔太に全部話してあげてくださいと照円がいいます。
真実を知った翔太は、義妹は一緒に住もうといってくれたけど、実の母親だという人はわからないと話します。
自分の行く道を13で選べる。大人になる必要なんてない、子供が子供として選べばいいと照円がいいます。そこには笑顔の翔太がいました。
片足切断したことを知った土浦はやぶ医者!と喚いていました。
その隣で同じく経過を診ていた妊婦の容態が悪化します。
まだ32週に入ったばかりだったが、このままでは赤ちゃんが持たない、緊急帝王切開をするといい、三宅は手術室に向かいました。
妊婦が運ばれても喚き散らしている土浦は、こんな体なら死んだ方がマシだ!とさらに言い続けます。
そんな土浦に照円が念仏を唱えます。
まるで怒りを念仏でぶつけるかのように…。
土浦は松本の念仏を聞きながら泣き出すのでした。
妊婦の手術では赤ちゃんを無事に取り出し、産声をあげました。
理事長が照円のもとへいくと、あなたのお経が一番うるさいといいます。
仏さまは生きている人間の中にもいる、とあなたの師匠に聞いたはずと話しました。
照円は、殴りつけるような読経をしてしまったと反省します。
ICUで読経したことも、翔太にしたことも間違っていると思うと三宅。
「間違っているけど正しかった」と少しだけ認める三宅なのでした。
濱田が手術室に入ります。
濱田は手際よく手術を終え、病院内のカフェでテレビの取材を受けています。
照円も同じカフェに食事をしに来ました。
その横を照円が通り過ぎ、その時松本の元にコールが入ります。
「頚髄損傷!?もたもたしてたら死ぬぞ!」と電話の相手に言いました。
その声を聞いた濱田は13年前の出来事を思い出していました。
自転車の倒れた男性に声を掛けていた濱田に、照円がやってきて同じ言葉を言うのです。照円に濱田は会ったことがあることを思い出したのです。
そして濱田は「何の因果かな」と呟きました。
照円は義妹に容子の死亡診断書を渡しました。
容子は、生活が大変だったのに子供たちを受取人にした保険をかけていました。
将太は、弟と一緒に児童養護施設に行くことに決め、実の親には会わないと決めたことを話します。
将太は照円に、煩悩のことを考えたけどよくわからないから、今はまだ子供でいたいから大人になったら考えるといいます。
「俺、母ちゃんが脳死って言われたとき、すごく考えた。どうするか。当たり前だけど。母ちゃんのことばっかり考えた。優しかったり寝てる顔だったり。それでどんだけ俺達のこと愛してくれてたかって気付いた。別に俺達のこと捨ててもいいからただ生きてて欲しかった。でももう生きられないなら俺がちゃんと死なせてやろうって決めたんだけど、だから、あの時、脳死だって言われて、いっぱい考えられて良かった。ちゃんと思い出せてよかった。俺が好きな母ちゃんのこと。」と泣きながら告げます。
そして照円に「ありがとう」とお礼を言うのでした。
松本も泣きながら手を合わせ「ありがたい」と泣きながら翔太に返しました。
将太は「やめてよ、俺死んじゃったみたいじゃん。」と突っ込みます。翔太は照円に手作りの数珠を渡しました。
その時照円の元へ急患が入ったとの連絡が入りました。
将太と照円はお互いに「ありがとう」と言い合い、松本は急いで病院に戻ります。
病院内で心停止で倒れた男性を濱田と三宅が対応していました。
照円は、はじめましてと濱田に挨拶をします。
開胸すると判断した照円に濱田は驚きますが、照円は時間がないと颯爽と患者を運んでいきました。
お坊さんだから勇気があるのかという問いに「あれは勇気なのか?」と濱田がつぶやきました。
病室で念仏?お坊さん?どんな話?という興味から1話を見始めましたが、とても面白いドラマが始まった!とワクワクしながら最後まで観ました。
1話のゲストとして出演した翔太役の大西利空くんがとても印象的でした!
大西利空くんは、hitomiさんが演じる谷村容子の息子役でした。
ところが2人は血が繋がっていないことが分かるんですよね。
中学生の男の子ですから、ちょっとひねくれちゃうこともありますよね。ましてや男と一緒にいた!不倫だ!と騒ぐ大人がいたんですから。
でも、誤解が解けて心臓マッサージをする照円の手を止めた時の翔太、過去の回想シーンのかわいい笑顔の翔太、最後にはお母さんの容子の好きだったところを思い出せたシーンでは、こちらまでもらい泣きしてしまいました。
照円は、救急救命医でありながら僧侶ということで、どんな話になるんだろうと思っていましたが、過去に自分の友達が溺れて亡くなったことでかなづちだったことを克服して、水泳で全国優勝したり、助けたいという気持ちで救急救命士になったり、お坊さんにまでなる…なかなかすごい経歴を持っていますよね。
それでいて煩悩まみれだったり、暗くなりがちなストーリーにちょっとだけ笑える要素があったりと楽しく、せつなく見ることができました。
大西利空くんの演技力もすごい!と注目してしまいました。
どこかで見かけた男の子だな~と思ったのですが、悪魔の弁護人の要潤さんの子役の子だ!ということに気づいたんです。
大西利空くんのプロフィール
大西利空くんは、生後5か月で芸能界入りして、テアトルアカデミーに13年間所属した後に2019年5月にトップコートに移籍。
◎映画「Miss ZOMBIE」、「ぼくのおじさん」、「キングダム」
◎ドラマ「なるようになるさ。」、「ディアシスター」、「美女と男子」、「そして、誰もいなくなった」、「悪魔の弁護人」「トドメの接吻」
大西利空くんの演技力はものすごいものがありますよね!
今回のねんとなでは、複雑な家庭環境で育った13歳の中学生が、重い決断を下す…という難しい役でしたね!
大西利空くんの演技に涙した人は多いのではないでしょうか?
今後も楽しみな子役さんですね!
この日も、朝からあおば台病院の救命救急センターには、次々に急患が運び込まれていました。交通事故による大怪我で運ばれてきた患者・宮島隆弘(ナオト・インティライミ)は、意識が朦朧とした状態で、医師の三宅(中谷美紀)はじめ、研修医の田中(片寄涼太)や看護師の堀口(土路生優里)が処置にあたっていました。
さらに、処置室の奥では自宅で倒れて運び込まれた女性患者の処置に、照円(伊藤英明)、たちが担当。その女性患者は、大動脈瘤が破裂していたため危険な状態でした。
心臓外科に応援を頼みますが、手術中ということで心臓血管外科医・濱田(ムロツヨシ)に無下に断られてしまいます。照円は三宅の応援もあって、緊急手術を決め、腹部大動脈瘤破裂の重症ながら一命を取り留めることが出来ました。
しかし、センター長の玉井(萩原聖人)からは、そういう場合は他に回すようにと言われます。救命救急センターのスタッフは、オペの応援要請に答えてくれない濱田(ムロツヨシ)に不満を募らせていました。
ある日、出勤した照円の元に、川で中学生男子が溺水というドクターカーの要請が入ります。照円の過去を知る三宅は「私が行こうか?」と気に掛けるますが、照円は「僕が行きます」と名乗り出ます。
現場でレスキュー隊員が少年・岡崎勉(渡邉蒼)を発見し、真冬でも構わず川の中に駆け込んでいく照円。 低体温・心肺停止で危険な状態の勉の心臓マッサージをしていると、勉と同じ制服を着た少年・丸山(田中奏生)が目が合ったとたん逃げていくのに気付きました。
病院に運び込まれた勉は、ICUで母親の真理子(島袋寛子)が付き添う中、低体温療法を受けていた。照円は、真理子に勉が握っていたペンケースを渡します。それを確認した真理子は、亡き父親からプレゼントされたボールペンがなくなっていることに気づきます。
その後、病院内で逃げる丸山を見つけた照円は、彼を追いかけますが…。
2話では、過去の照円と同じ状況で溺れる男の子。
目の前で溺れる男の子と、小学生だった照円の目の前で溺れた友達が重なってしまうのですね。
照円が自分を責めすぎていないかとても気になりますね。
どうやら、因縁の関係?の濱田と照円がどうかかわっていくのかもとても気になります。
2話にも、注目のゲストが出演するそうですのでとても楽しみです!
今回は、ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の1話のネタバレ、あらすじと感想、2話のあらすじをまとめました。
ゲスト出演の子役の大西利空くんの演技には、心を奪われてしまいました。
今後の照円と濱田の関わり方がとても気になりますね!