こんにちは。
ゆあんなです^^
最近芸能界でパニック障害の人が多いな~と思いませんか?
人気ジャニーズグループの「King&Prince」岩橋玄樹さんや、Sexy Zone松島聡さん、「SEKAI NO OWARI」のFukaseさんなど芸能界でも沢山の方がパニック障害を公表し、活動を休止するケースが目立っていますね。
「パニック障害になる原因」や「パニック障害の症状」「パニック障害になりやすい人の傾向」など、私の経験も踏まえながら考えていきたいと思います。
もくじ
パニック障害とはどのような病気なのでしょうか?
パニック障害(PD = Panic Disorder)とは、何の前触れもなく起こる発作や強い不安感などの症状が見られる病気のことをいいます。
パニック障害の症状はどのようなものがあるのでしょうか?
激しい動悸や呼吸困難、めまい、吐き気、嘔吐などの症状に、強い不安感を伴った発作に襲われる病気です。
この現れる症状は人それぞれ違うようです。
パニック障害の原因としては、過労や、強いストレス、強い不安などが関係しているようです。
そして、再発することへの強い不安(予期不安といいます)によって発作が起こる場合もあるようです。
私は、パニック障害としてちゃんと診断されたのは、成人して本当にどうしようもない状態になってからでした。
実は、このパニック障害であろう症状が現れたのは、小学校3年生の時。
実に長い年月悩ませられたことになります。
親に相談しても、病院に連れて行ってもらったことはなく、なんとか耐えながら生きづらく生活をしていました。
もっと早い段階で、通院していたらもしかしたらこんなに長く付き合う病気ではなかったのかも?と思います。
私は、現在も軽い症状が出るものの、ありがたいことに専業主婦をしているため仕事先にご迷惑を掛ける心配がないので気が楽なんです。
そんな私のパニック障害のきっかけや症状などをまとめてみます。
小学校3年生のときが初めての発症だったと仮定すると、あの時は色々な出来事がありました。
①小学校が統合し新しい人と学習することになった。
②家庭環境が終わっていた。毒親、毒祖父母。
③友達関係。派閥を作る気の合わない女ボスに目をつけられた。
④体調不良が続き、学校で吐いてしまった。
こんなようなことが重なった時期でした。
これらがきっと、私のキャパをオーバーしてしまったんですね。
突然発症してしまいました。
今考えると、家庭の環境が一番の原因だと思っています。
私の父親は、今で言う毒親です。自分の考えが一番でこどもは従え、みたいな人でした。
そのまた親の祖父母もそんな感じ。
小さいときから父と母の喧嘩は日常茶飯事で、きっかけはいつも祖父母…みたいないわゆる家庭崩壊している家庭でした。
祖母は、母をいびり、母が耐えきれず何かを言うと、祖父も応戦するみたいな正に修羅場な状態に。
祖父母と父も関係は良くなかったのかな?あまり記憶にないのですが…。
私達親子が寝ている時に、祖父がトラクターのエンジンをふかし、電気を灯し、夜中に起こされることもありました。(実家は田舎で農家なので)
私もなぜか、祖父母には嫌われていたので、当たり障りがないように家ではいい子にしていました。
それでも我慢できた母はすごいなと思います。
こうやって書き起こしてみると、結構すごい経験してるなって思います。
今で言ったら虐待になるんじゃない?みたいな経験もしましたね。(牛小屋に縛り付けられたり、裏山の木に縛り付けられたり…)
家庭環境って多分影響してくるんじゃないかなって思います。
私の場合、パニック障害の症状として現れたのは、突然のめまいと吐き気とこのままどうなってしまうのかという大きな不安感でした。
脂汗が出て、手が震え、心臓はバクバクするし、次々と襲ってくる吐き気にこのまま吐いてしまうんじゃないかという気持ちがぐるぐるしていました。
これが、いわゆる予期不安っていうものなのだと思います。
だいたい出るのは、このような症状です。
脂汗が出て、手が震え、次々と襲ってくる吐き気にこのまま吐いてしまうんじゃないかという強い不安感は今でもたまに出るのですが、ある程度どうしたら落ち着くのか今はなんとかコントロールができるようになりました。
まず、私の場合は、吐き気が強く出るので、いざという時のために袋を用意することにしています。
持っているだけで落ち着くことが多いです。
あとは、半夏厚朴湯という漢方薬を大事なことがある1時間くらい前に飲むようにしています。
この半夏厚朴湯は、不安神経症に効果がある薬なので、強い薬を飲みたくない人には有効的だと思います。
薬を飲んでるというだけでも、気持ちが落ち着くこともあるからです。
半夏厚朴湯の効果は?
気持ちを穏やかにさせて、不安や緊張感を和らげる作用があるとされ、
精神的な不安や緊張があると胃腸にも不調が出てきやすいです。
「半夏厚朴湯」
神経性胃炎、嚥下障害、逆流性食道炎などにも使われます。
心身両面に働きかける効果が期待できるようです。
また、つわりの症状が重いときにも用いられます。
こういった薬で、漢方薬なので授乳中でも飲めますし、妊婦さんでも大丈夫です^^
それでは、パニック障害になりやすい人の傾向はあるのでしょうか?
パニック発作が起きても、パニック障害にまで至る人と、発作だけですむ人がいます。
パニック障害になりやすいのは、もともと不安や恐怖心が強いタイプの人です。
幼いころから内気で人見知りが強い人、親から離れるのが不安だった人、周りに過剰に合わせてしまう人、高所や閉所、犬などを怖がっていた人などは、なりやすい性質を持ってます。
また多くの場合、ストレスが過度にかかってピークに達したときに、病気が起こりやすくなります。
以上のようなことに当てはまるものがあれば、誰でも発症する可能性がある病気です。
もしもパニック発作を感じたら慌てずに対処をしましょう。
発作が起こっても死ぬことはありません。必ず発作は収まるので対処の仕方を覚えておくといいですね^^
頭が膝の間に入るようにすると、胸でしていた呼吸が自然に腹式呼吸になります。動悸や息苦しさが収まってきます。
手の甲側の親指と人さし指の間の指のまたで、押して痛む「合谷」と呼ばれるところを押すと気分をリラックスさせてくれます。このツボを押しながら、「大丈夫」と気持ちを落ち着かせましょう。
パニック発作は、もともと温度上昇によっても起こりやすくなるようです。電車や、映画館、エレベーターなどの閉所で起こるのもこのため。冷たい水を飲んで冷やされることで収まってきます。
アロマの香りが好きな人は、ローズやラベンダーなどの精油をハンカチなどに垂らして香りを吸い込むことでリラックス出来、自律神経が安定して症状が落ち着きます。
以上のような対処方法を試してみてくださいね^^
パニック障害の芸能人の方が多いな~と最近思っていました。
私のパニック障害の体験談などを踏まえて、色々と書き出してみました。
症状が出る状況や、症状の種類など人それぞれだと思います。
私は、以前こんな症状は私だけなの?と思っていたことがありました。ですので、辛い思いをしているのは自分だけではないんだな、と知れたことで気持ちが楽になりました。
最近は、ストレスを抱えている人がとても多い印象です。
もし、発症してしまっても症状のせいで死ぬことはありません。
ゆっくり深呼吸をして、心を落ち着かせてみましょう。